【上棟のヒミツ】広報松本の建築豆知識5選

スタッフコラム
家づくり

2026.07.03

こんにちは!
アーキステアーズ広報 松本です(●´ω`●)

7月に入りましたね。
まだまだジメジメした日が続いていますが、もう少しで夏ですね。
冷えたハイボールの美味しさが五臓六腑に染み渡る季節になってきましたが…
今月末に健康診断の予定なので、健康診断が終わるまでは控えめに週末のみに
しようと決めました…。

さて本日は、6月29日に千葉市にありますグループホームが上棟いたしました。
                                             \ 祝 /

今回は、建物の規模が非常に大きいこともあり、3日間かけての建方・上棟となりました。
ドーンと組み上がった姿は、まさに圧巻の一言です!



「屋根が組み上がってこそ、本当の上棟」

実は、建築の世界では、「屋根の最上部にある木材(棟木)を上げる」ことをもって
上棟と呼びます。

今回のグループホームでは、1階柱、2階の柱…と大工さんたちが2日間かけて組上げて、
3日目に屋根の骨組みまで完成しました。
私が撮影に現場に行った時には、2階床まで進んでいましたが、1階天井を下から見上げると、
当日は雨で少し濡れていましたが、整然と並ぶ太い柱と梁の美しさに「おぉ......!!」と声が出てしまいました。

これから、現場の様子もコラムでUPしていきたいと思います。
みなさん、ぜひ、ご覧ください(*^_^*)

いままでのコラムを見て下さっている方は薄々気がついているかと思いますが、
わたくし、松本 豆知識が大好きです。
自分の知らないことや疑問がわかるのがとても楽しく感じます。

現場工程のご紹介の際には、その建築工程の豆知識も一緒にご紹介できればいいなと
思っています。
合わせてご覧いただき、松本と一緒に物知りになりましょう!!
(私もCOLUMNの時は調べています)

今回は、上棟なので上棟にまつわる豆知識をご紹介します。
松本が「へぇ~」って思うものを厳選しました。

1,「上棟(じょうとう)」ってそもそもどういう意味?

建築でよく聞く「上棟(むねあげ・建前とも言います)」
これは、住宅の土台から柱、梁(はり)を組上げていき、
最後に屋根の最上部にある「棟木(むなぎ)という横木を取り付けた瞬間を指します。
つまり、「おうちの骨組み(構造)がすべて完成したよ!」という家づくりにおける
最大の節目を意味する言葉なんです。

2,なぜ「上棟」だけ1日~数日で一気に建つのか?

それまで更地だった場所に、上棟の日になると突然巨大な骨組みが現れるので、
魔法のようにみえるかもしれません。
実は、「プレカット工場」で設計図通りにmm単位で木材を削り、
パズルのように噛み合う「凹凸の加工」を済ませています。
現場ではその木材をクレーン車と熟練のチームワークで一気に組み立てていくため、驚くほどの
スピードで組み上がるのです。

3,木造建築って、じつは雨に強い!?

上棟が始まってから雨が降ると「柱が痛むんじゃ…」と心配になりますよね。
でも実は、建築で使われる木材は乾燥しているので、多少の雨を表面に浴びても中まで一気に染み込む
ことはありません。
むしろ、上棟後に屋根をかけ、工事が進む中で自然にカラっと乾燥していくため、
強度には全く問題はないのです。
木は「濡れること」よりも「濡れたまま密閉されて乾かない」ことの方が苦手。
しっかり通気させて乾燥させて管理しているんですね。

4,昔の上棟式定番だった「餅まき」の由来は?

昔の上棟式と言えば、
お施主様が屋根の上から近所の人に向けてお餅や小銭をまく「餅まき(散餅銭の儀)」が
定番でした。
これは単なるお祝いパーティーではなく、実は「厄払い」の意味がありました。
古来、大きな建物を建てることは地域の運気に影響を与えると考えられていたため、
富を地域に分け与えることで、周囲からの嫉妬や災いを払い、福を呼び込むための優しい風習だったと
いわれています。

5,なぜ木の柱は、鉄よりも火災に強いといわれるのか

木造建築って火が付いたらすぐに燃えちゃうんじゃ…」と思われがちですが、
実は、上棟で使われるような厚みのある太い柱や梁は、「鉄」よりも日に強い性質を持っています。
鉄は一定の温度(約500℃以上)に達すると、一気に急激に柔らかくなってフニャッと曲がり、
建物が突然崩壊する危険があります。
一方で、太い木材は火がついても表面が黒く「炭化(たんか)」するだけで、
その炭の層がバリアの役割を果たし、中心部まで火が燃え進むのを大幅に遅らせてくれます。
そのため、骨組みの強度が驚くほど長持ちし、簡単には崩れないという意外な強さを持っているんです。

以上、松本お気に入りの「豆知識」でした。
調べれば調べるほど、先人たちの知恵や建築の奥深さにワクワクしますよね。
これからこのグループホームがどんな風に仕上がっていくのか楽しみです。
現場の様子をどんどんUPしていきます。
次回以降のCOLUMNでも、現場の様子とあわせて「なるほど!」と思える豆知識を
UPしていきますので、ぜひチェックしてくださいね('ω')ノ
もちろん、豆知識だけでのCOLUMNにはせず、違う内容のCOLUMNもUPしますよ。
来週の火曜日、7月7日のCOLUMNは七夕のCOLUMNにするか、
千葉で大流行中の手足口病の話しにするか悩んでいます…。
実は一番下の子が手足口病になりまして…

話が逸れましたが・・・
皆さんも松本と一緒に、一歩ずつ「建築物知り」を目指していきましょう!
それでは、ジメジメした暑さに負けず、今週も素敵な日々をお過ごしください。

以上 アーキステアーズ広報 松本でした。